第620回「悲しい別れ、経験したことありますか?」
第620回TBテーマ「悲しい別れ、経験したことありますか?」
ということですので、せっかくなので、初参加。
悲恋というには甘く、淡恋というには少し辛い、そんな私の初めての恋。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
私は、虐待されていた子供でした。
それを今、私はどうこう言うつもりはありません。
ただ、そういう事実があったというだけで、
誰かを恨んだり憎んだりすることをやめることができたから。
だけどその当時は、私はあまりにも疲れきり、
人間という種を信じられず、でも、求めていた。
そんな矛盾に気がつかないほど、必死だったんです。
そんな私が、進学校である高校に入学し、
やっぱりまた成績に追われるんだ、とか結構悲観していた頃。
同じクラスに、私に声をかけない男の子がいたんです。
こんなこと言うと、私はとても高慢だと思われるかもしれません。
だけど、独りで居たかった私には、
休み時間になると声をかけたり、
登下校時に知らない人から男女問わずに話しかけられたりする生活は、
はっきり言って、迷惑でした。
だけど、私は人をとても恐れていた。
嫌われることも、怖かった。
それは小学生の頃、
クラスの女子にいじめられた経験が、
私をそうさせていたんだと思う。
家でも学校でも居場所がないというのは、
とても辛いですからね。
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悲恋というには甘く、淡恋というには少し辛い、そんな私の初めての恋。
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私は、虐待されていた子供でした。
それを今、私はどうこう言うつもりはありません。
ただ、そういう事実があったというだけで、
誰かを恨んだり憎んだりすることをやめることができたから。
だけどその当時は、私はあまりにも疲れきり、
人間という種を信じられず、でも、求めていた。
そんな矛盾に気がつかないほど、必死だったんです。
そんな私が、進学校である高校に入学し、
やっぱりまた成績に追われるんだ、とか結構悲観していた頃。
同じクラスに、私に声をかけない男の子がいたんです。
こんなこと言うと、私はとても高慢だと思われるかもしれません。
だけど、独りで居たかった私には、
休み時間になると声をかけたり、
登下校時に知らない人から男女問わずに話しかけられたりする生活は、
はっきり言って、迷惑でした。
だけど、私は人をとても恐れていた。
嫌われることも、怖かった。
それは小学生の頃、
クラスの女子にいじめられた経験が、
私をそうさせていたんだと思う。
家でも学校でも居場所がないというのは、
とても辛いですからね。
で、その声をかけてこない男子、Y君。
なんとなく気になって、自分から話しかけたんですよ。
すっごくそっけない態度だったんですが、不思議と拒絶されている感じじゃなく、
沈黙の空間が、私にはとても優しくて、ありがたかった。
二年生の春、私は彼と付き合うことになりました。
一年で、とても好きになっていたから、嬉しくて、幸せだった。
だけど、やっぱり、ダメなんです。
信じられないんですよ。
別に彼が他の女の子と会話をしていてもいい。
そういうことが気になったんじゃなくて、
私の存在が、彼の中で特別かどうか
が気になって、そっけない彼の態度に一喜一憂してた。
付き合って9ヶ月目の冬、
私は自分から別れを切り出しました。
だけど、普段そっけない彼が、きっぱりと
「別れたくない」
と言ってくれたんですね。
きっとそれが、彼の本心だった。
それなのに、その言葉すら私は信じられなくって、
頭を下げて、お願いした。
別れれば、こんなに自分の存在が彼の中でどうなのか、なんて考えなくて済む。
こんなに身を切られるような辛い思いはしなくて済む。
そう考えたんです。
彼は引き止めてくれたけど、別れました。
卒業式の日、私は勇気を出して彼のところに行きました。
勿論、私に告白する勇気なんてなくて。
お願いしたのは、一緒に写真を撮る事。
彼ははにかんだ笑顔で写真を撮ってくれました。
それから、彼にあったことはありません。
それでもずっと、私の心の中には彼が居ます。
会えるものなら、会いたいのか、会いたくないのか。
自分でも分かりません。
だけど、数年経った今、私は漸く、
彼の幸せを祈れるようになりました。
不幸になれ、なんて思ったことは一度もないですが、
できれば一緒に、幸せになりたかったから。
彼が私を忘れていてもいい。
彼が、幸せなら、それでいい、と。
そんな私の「悲しい別れ」でした。
なんとなく気になって、自分から話しかけたんですよ。
すっごくそっけない態度だったんですが、不思議と拒絶されている感じじゃなく、
沈黙の空間が、私にはとても優しくて、ありがたかった。
二年生の春、私は彼と付き合うことになりました。
一年で、とても好きになっていたから、嬉しくて、幸せだった。
だけど、やっぱり、ダメなんです。
信じられないんですよ。
別に彼が他の女の子と会話をしていてもいい。
そういうことが気になったんじゃなくて、
私の存在が、彼の中で特別かどうか
が気になって、そっけない彼の態度に一喜一憂してた。
付き合って9ヶ月目の冬、
私は自分から別れを切り出しました。
だけど、普段そっけない彼が、きっぱりと
「別れたくない」
と言ってくれたんですね。
きっとそれが、彼の本心だった。
それなのに、その言葉すら私は信じられなくって、
頭を下げて、お願いした。
別れれば、こんなに自分の存在が彼の中でどうなのか、なんて考えなくて済む。
こんなに身を切られるような辛い思いはしなくて済む。
そう考えたんです。
彼は引き止めてくれたけど、別れました。
卒業式の日、私は勇気を出して彼のところに行きました。
勿論、私に告白する勇気なんてなくて。
お願いしたのは、一緒に写真を撮る事。
彼ははにかんだ笑顔で写真を撮ってくれました。
それから、彼にあったことはありません。
それでもずっと、私の心の中には彼が居ます。
会えるものなら、会いたいのか、会いたくないのか。
自分でも分かりません。
だけど、数年経った今、私は漸く、
彼の幸せを祈れるようになりました。
不幸になれ、なんて思ったことは一度もないですが、
できれば一緒に、幸せになりたかったから。
彼が私を忘れていてもいい。
彼が、幸せなら、それでいい、と。
そんな私の「悲しい別れ」でした。
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comment
No title
こんばんわ(*・ω・)ノ
おおっ!いきなり悲しい恋の話ですね。
私も学生時代を思い出し(ry
きっとその彼も、自分に似た空気を持った輝夜さんに惹かれたんでしょうね。
最後に笑顔で写真を撮ってくれた彼は、優しいですね。
おおっ!いきなり悲しい恋の話ですね。
私も学生時代を思い出し(ry
きっとその彼も、自分に似た空気を持った輝夜さんに惹かれたんでしょうね。
最後に笑顔で写真を撮ってくれた彼は、優しいですね。
>雪紫さん
コメント、ありがとうございます☆ミ
そうですね。
ぶっきらぼうで無表情な男でしたが、優しい人でした。
これ、後日談があって、数年後、付き合ってた彼氏に、その大事にしていた写真を焼かれちゃったんですよ。
誰かを忘れる為に他の人と付き合っても、良い事がないですね。
コメント、ありがとうございます☆ミ
そうですね。
ぶっきらぼうで無表情な男でしたが、優しい人でした。
これ、後日談があって、数年後、付き合ってた彼氏に、その大事にしていた写真を焼かれちゃったんですよ。
誰かを忘れる為に他の人と付き合っても、良い事がないですね。
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